もともと男は、好きな相手にアプローチして仲良くなるためのしぐさのやりとりがとても下手くそだ。これは古代から女性は家を守り、子供を育てることに特化するため、コミュニケーション能力を高めてきたのに対して、男性は狩猟や戦いに特化してきた為、しぐさを読む、シグナルを発することを重視してこなかったからだとも言われている。



女性が繰り出す様々なボディランゲージに比べると、男性のしぐさはとても貧相で種類も少ない。

恋愛に関してもルール設定の段階から女性が主導権を握る。男は女の発するサインに心理的に逐一、反応しているだけなのだ。そのため、男性が好意のある女性にアプローチする時に行うしぐさはとても単純なものだ。

◆権力、富、地位をひけらかす
◆ネクタイを直す
◆襟元を整える
◆肩のほこりを払う
◆袖口をさわる

いずれもそのしぐさの多くは、動物のオスがメスの気を惹くときと同じように、自分をより大きく、強く、かっこよく見せることが目的だ。

狙った男を落とす3つの「目」の使い方であるようなわかりやすいサインを目当ての彼に送り、その反応をみるように心がけると良い結果が導かれるかもしれない。